企業も存続のための生き残り策に必死です。
■早期退職者を募集した上場企業が2倍以上
比較的景気よいとされていましたが
先手をうって聖域とされていた人員削減に
着手する企業が増えていることがうかがえます。
東京商工リサーチによると
今年に入って希望・早期退職を募集した上場企業は昨年を2倍を上回っている■今年(現時点):実施企業35社、募集人員1万500名超
■昨年 :実施企業12社、募集人員4120名
個別にみると特に国際競争にさらされるメーカーが中心に
早期退職者募集が相次いでいます。
Contents
1)不振が目立つ電気機器メーカー
・富士通(募集 非公開、応募2850人)
・東芝(1060人、823人)
・カシオ計算器(特に定めない、156人)
・経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI、1200人)
・ルネサスエレクトロニクス(約1500人)など
2)薬価改定、国外ライセンス販売終了を控えた製薬メーカー
・アステラス製薬
・中外製薬など
3)食品メーカー
協和発酵キリン296人
他でも卸売、機械、繊維製品も目立つ
これからはどうすればよいのか?
サラリーマンの働き方はどのようになるのでしょうか?
結論からいうと
会社のプロではなく、
「仕事のプロ」または「特定専門のプロ」を目指すことです。
いまは会社の方が速く寿命を迎えますので
会社を中心に考えるのは合理的ではありません。
■これからの働き方
会社のプロ<①仕事のプロ
<②特定専門のプロ
■会社のプロとは
その会社の中で働いていくためのスキル
上司や同僚があなたが何ができるのかを知っています
一般的なサラリーマンですね。
■仕事のプロとは
仕事全体(ビジネスモデル)をトータルに考える。
グリップし提供価値、仕組み、収益、組織、収益含めて。
範囲にもよるが特定範囲であれば
プロジェクトマネージャ(期間限定)やプロデューサー(セグメント)、
会社全体であれば経営者でしょう。
経営者に近い働き方ができる経験・スキルある
■特定専門のプロとは
特定分野に特化して専門スキルです。
範囲は特定され狭いですが
高度な専門スキル、深さが求められます。
AI技術者
IT技術者
データ技術者
Webプログラマ等々
シリコンバレー現役エンジニアが教える未経験者のためのPythonドローンプログラミング
最後に
短期的には早期退職募集が増えて変化、不安も感じますが
一方、個人としては会社にしばられなくなる兆しでもあります。
個人が自身の特性を活かして
仕事をしていけるのはあるべき姿に近づくともいえます。
会社のプロではなく
仕事のプロ
特定専門のプロになり
活躍していきましょう。
働き方についても
画一的ではなく多様な仕事の仕方が
出てくることでしょう。
この時代に生まれたことに
感謝して精一杯自分を活かして働き
自分の人生をつくっていきましょう。
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